「淳子ママの呼吸ワーク」
私と呼吸との関りを少しまとめてみました。
〇まず呼吸との出会いは
40歳のころ、淡路島にある公的断食施設 五色県民健康村健康道場にて16日間の断食。
このとき、空腹にも関わらず、心の底からただただ存在する悦びが湧いてきました。
その悦びの中、脳裏に“般若心経と呼吸”の言葉が浮かんできて、離れなくなり、それ以来、般若心経に親しみ、山奥の禅寺に参禅し、ヨガ教室に通い、気功や太極拳など
呼吸に係るあらゆる場所に出入りしました。
そして、最後にご縁を得たのが淳子ママの呼吸です。
〇淳子ママ呼吸とのご縁
淳子ママ呼吸を日本に持ち込んだアメリカ人トレイシー女史
当初、淳子ママと2人でトレイシー女史から教えを受けました。
トレイシー女史に出会ったとき、彼女は私の呼吸を少し見て、私の性格をピタリと言い当てました。
“ほんまにびっくりポンです。”
これは逆に言えば呼吸が変われば性格が変わる。
と言うことです。
それ以来、この呼吸指導法をマスターされた淳子ママから定期的に呼吸ワークを受けています。
概ね50回? のワークでは毎回、その時の私に必要な事柄が浮かんで来たようです。
何が出てくるのか分からないのがおもしろい。
〇この呼吸の効用
横隔膜を動かす深い腹式呼吸なので、しっかりと丹田(気力)が養われ、また、肺細胞の隅々まで吸い込む連続呼吸が作り出す状況が短時間に無意識層を開き、いろいろな潜在意識を浮かび上らせます。
この呼吸を継続的に行っているとどのように変化するのか。
なかなか興味深い。
〇昨年12月の呼吸ワークで浮かんできたこと
ワークが始まる前に私は淳子ママに言いました。
座禅などの呼吸はお腹を鍛えるのに対し、この呼吸は胸を鍛えますね。
そして、“悟り”とは何ですか? と聞きました。
淳子ママいわく
“いろいろな解釈があるが私は意識して生きる。ことだと思います。”
ふと発した私のこの言葉の回答が呼吸ワークの中で整理され浮かびました。
私はこの呼吸と他の呼吸とを区別していたが、どうもそれは間違いで、やり方は異なっても全ての呼吸は同じ要素を含み、行きつく先は同じのようです。
ただ、変化が出る速さが異なり、この呼吸は変化が出るのがとにかく早いのです。
〇おまけ
私は10年前から閉塞性肺疾患にて、普通の方なら自然に吸える深い呼吸が意識的に
強く行わないと深く吸えません。なので、肺細胞の全てを活用するこの呼吸は私にはぴったりです。
これまでタバコをまったく吸わなかったのに、なぜこのような疾患になったのか。
呼吸に意識を向けさせるための神の計らいかと思いたくなります。
O.T.